畳の良さを伝えたい。お客様に、快適な畳生活を送っていただくため、仕上げにこだわった畳を提供いたします。

畳豆知識

日本の風土に最も適した敷物
”畳の部屋にいると落ち着く・・・”。そんな風に感じたことはありませんか?
実はそれは気のせいではなく、ちゃんとした理由があります。
畳(たたみ)は、湿度が高く、天候の変化が激しい日本の風土の中で生まれた
日本固有の敷物で、気持ちのこまやかな民族である日本人が、より快適に過ごすためにあみだした生活の知恵がたくさん詰まっているのです。
近年、科学的にも明らかになってきた、”畳の部屋が快適な理由”をいくつかご紹介いたします。

香りによる癒し効果(アロマテラピー効果)

畳の表面部分(畳表)は、"い草"という多年草を織ったものでできています。
この"い草"の香りには鎮静作用があり、心身をリラックスさせてくれる効果があります。 い草は別名 灯心草(とうしんそう)と呼ばれ、古くから漢方薬として用いられてきました。 また、茎の随をあんどんや燭台の油にしたし灯心としたことからこの名が付きました。

畳は目にやさしい

パソコンやテレビなどを見る機会が多くなった現代人は目が疲れがちです。
目が疲れたら畳のある部屋へ行って一休みしてみてはいかがでしょうか。
実は畳の光の反射率は、人間の皮膚と同じ50%〜60%で、これは目に最適な反射率といわれています。
畳の持つやさしい色合いと光は、目に安らぎを与えてくれます。

畳の空気清浄効果

畳は部屋の湿度が高いときには水分を吸収し、部屋が乾燥すると蓄えていた湿気を放出するという特性を持っています。また、 人体に有害な二酸化窒素やホルムアルデヒドを吸収・分解してくれるともいわれており、畳は知らず知らずのうちに私たちの健康な暮らしを助けてくれています。

畳の構造

畳は大まかに分けると次の3つの要素からできています。

畳床畳床
畳床とは、普段は目に触れることのない、畳の土台ともいえる中身部分のことです。 畳を上手に使うことによって再利用できる部分ですので、最初にしっかりとしたものを選ぶことをおすすめします。
畳表畳表
畳の表面のゴザ部分のことで、い草を織り込んだものでできています。
この部分を張り替えることを”表替え”といいます。定期的に張り替えることで、いつもキレイで快適な畳生活をおくることができます。
畳縁
畳床と畳表を包み込み、保護する役割を持っています。また、さまざまな材質・柄・色のものがあり、お部屋の雰囲気を左右する部分でもあります。最近では、この縁のない”へりなし畳”もあります。

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