2009年1月28日
畳のはじまり その弐
安土桃山時代から江戸時代へ移ると、建物は書院作りへと
変化してきました。日本独特の「正座」が行われるように
なったのもこの頃と言われています。
また、江戸中期には畳の管理をする「御畳奉行」(おたたみぶぎょう)という
役職がつくられるほど武家、特に将軍や大名にとっては大事なことのようでした。
そして、江戸時代後期には畳の職人制が確立されました。
大きな町では江戸時代後期より普及していた畳ですが、
農村部や小さな集落などに普及し始めたのは
明治時代以降のようです。
畳の歴史は1300年以上もありますが
一般の家庭に普及してきたのはここ100年ほどの事のようです。
そういえば昭和30年代頃からうちに来ていた東北出の
職人さんの実家には畳はなかったそうです。
当店も大和で50年以上営業していますので
結構頑張っているほうですよね。(^-^)
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